Animal Welfare - Interview with Caroline Lanty
フランスには、日本円にして数億円から数十億円規模の年間予算を有し、犬猫の密輸や虐待の犯人に対する告訴手続や、動物愛護法の制定を国会議員に呼びかけるロビー活動を専門家を交えて行っている動物愛護団体が複数ある。この数年、数多くの動物愛護団体による啓発活動、特にインターネット上のビデオ映像による畜産動物の虐待現場の告発により、動物愛護の問題は国民の大きな関心を呼び、2022年の大統領選ではほぼ全ての候補者が動物愛護に関する政策を打ち出した。